久しぶりの投稿になりました

先月の新聞にも掲載されていましたが、北海道白老町の民族共生象徴空間ウポポイも開催され、人と人とが集まるイベントも少しずつ始まりました。立場が違うことで様々な意見がありますが、やはり実際に集まり会話をしたり交流する、今までは当たり前のことでしたが、とても大事な時間なのだと改めて実感できます。旅行商品や宿泊プランが割安になるGo to キャンペーンも実施され、函館もまだまだ油断できませんが、今後も日々変化する状況にどう対応して行くかが重要になってくるように思えます。

楽器自体初めての方も興味を持ってギター教室に来てくださり、音楽の楽しさを伝えたい身としてはとても嬉しいことです。簡単にすぐ出来ると思っている方もいらっしゃるのですが、実はスポーツと同様に楽器も筋力を必要とします。どの競技でも初めて試合に出てすぐ活躍できる人はいませんよね。基礎トレーニングを重ねて筋力をつけ体の動かし方や基本を身につける必要がありますが、楽器も同じです。マスクを着けての演奏というのもやはり弾きづらく、弦楽器でも、特にクラシックなどの難曲では思っていた以上に呼吸をしていることに気づかされます。演奏者や音楽家にとって精神性や音楽性ももちろん大事ですが、何より「体が資本」ということですね。

何年か前に、ある総会の余興ということでギターソロで出演させていただいたことがあります。静かに聴いてもらえるかどうか心配でしたが、危惧していた通り当日はお酒も入り、挨拶をするために動き回る方たちの前での演奏、という形になってしまいました(100名ほどいらっしゃったと思います)。マイクを使っても自分で弾いている音がほぼ聴こえない状態で約30分演奏させていただきましたが、もやもやとした気持ちで帰路についていた時です。お一人の方が拍手をしながら駆け寄ってくださって、とても良かったと握手をしてくださいました。全ての方を満足させる音楽はできませんが、それでも確かに伝わるという事実は、音楽に携わるものにとって、とても大きな支えになると実感したものです。

なかなか先が見えづらい状況が続きますが、こういった状況だからこそ気づけることも多く、それは価値観を変え、今後の人生においても重要なことを教えてくれているように思えます。道新文化センターのギターグループレッスンも6月から開講していますが、換気や消毒、ソーシャルディスタンスに気をつけています。飛沫や3つの密を避けながら生徒さん達との演奏を含めた交流会も行っています。些細なことかもしれませんが、大事なのはその積み重ねです。前を見据えて、じっくり進んで行きましょう。

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