来年も、皆さま良いお年を

12月に入ったと思ったらもう年末ですね。今年も台風や震災があり大変な年でしたが、日本で開催されたラグビーW杯での日本代表選手の体を張った試合や、戦った後の相手を称え合う姿を見ますと、改めて自分も頑張ろうと、勇気をもらえたような気もします。(こちらの写真の玄関の人形たちは、母がレイアウトしてくれました)

話が変わりますが、先日、シネマ太陽の映画館に何年ぶりでしょうか?「マチネの終わりに」を観に行ってきました。
劇中のBGMは、ギター曲としても有名なアストリアスや大聖堂など。福田進一さんの演奏もさることながら、荘村清志さんの演奏もとても良かったです(1曲だけでしたが、福山雅治さん本人の演奏もありまして、最後のスタッフロールの演奏者の名前を見て驚きました)。クラシックギターのソロがほとんどでしたが、物語のテーマや日本映画の情緒さにとてもマッチしていたように感じました。
オーケストラや演出が派手な今時の映画に飽きているのでしょうか。見終わったあともしばらく映画の世界に浸っていましたが、久しぶりに「人間ってなんなんだろうなぁ」としみじみ考えさせてくれる、とてもいい映画に会えた気がしましたね。

ギターや絵画を通して、様々な世界やその価値観に触れることは、自分自身を知るという意味においても、とても意味のあることだと思っています。どうしても「うまさ」や「技術力」などばかり目に入ってしまい、その本質を見失いがちになるものですが、しかし、先のラグビー選手たちのように、国の威信をかけた勝負の後であっても、相手に敬意を表する姿をみると、人として大事な部分を見れた気がして、「いいなぁ〜」と思わずには入られません。
スポーツの世界であっても、芸事の世界であっても、表面的なものの先にある、その大事な何かを目指して、日々頑張っているのかもしれませんね。

来月から2020年が始まります。このブログを始めて2年近くになりますが、いつも読んでいただいている皆様、今年もありがとうございました。来年も皆様にとって良いお年となりますように。

来年も、皆さま良いお年を” に対して2件のコメントがあります。

  1. 山本和明 より:

    僕もその映画観たくなりました!
    来年もどうぞ宜しくお願いします。

    1. Kaoru より:

      山本さん、コメントありがとうございます。
      いい映画でした。DVDでも出た時に見てみてください。
      こちらこそ、来年もよろしくお願いします。

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